「いよいよ組み付け」
さて、ピカピカになって戻ってきたフレーム関連部品を組み付ける段階になりました。
劣化してしまった部品やパッキン等は、パーツカタログを確認して部品課に
出荷してもらいました。
改めて修理する人の気持ちが分る瞬間です。
と同時にパーツカタログの重要さも改めて理解。
機械がただ単に長持ちするだけではなく、そのためには、部品の確保はもちろん、
その部品の番号情報やどこにどう使われているのかが明記されていなくては、
つまりメンテナンスに必要な情報が無い限り長くは使えないからです。
これらのバックアップ体制を見て、
改めて一同共栄社製品が長く使われる要因について理解した次第です。
まずは左右のフレームにオイルシールや細かな部品を組み付けから組み上げます。
この辺は、新入社員時に何回もグリーンモアの組立を行った経験を生かして、
作業はドンドン進みます。
フレームにドラム、ギヤを組み付けていきます。
ここでは多種のギヤを間違いなく組み付けるべくパーツカタログと見比べながらの
作業です。
現行品との違いを改めて発見し、ベテランメカニックから、「○○の理由で変わってきた」
と説明を受け、技術の伝承の一場面もありました。
リールカッター装着は、やはり何度やっても一番緊張する瞬間であると同時に、
作業が、あと少しで終わる段階でもあるので気持ちも盛り上がります。
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