新商品開発ストーリー

新しい「価値」の創造。

扱いやすさ、メンテナンスのしやすさ、機能などを、お客様のご要望をうかがいながら実現していく。これが、以前の私たちでした。現在は開発者自身が未来のゴルフ場管理業界を見据える洞察力を身に付け、未来を切り開く構想力によって、次なる可能性を発見するといった、常に新たな創造への「気づき」から新しい「価値」の創造を生み出す。そしてその想いを乗りたいと思う「かたち」に凝縮させました。前回の落選した悔しい経験を基に、これまでの開発姿勢を大切にしながら、業界が抱える課題を俯瞰で捉え、解決できる芝刈機の開発をスタートさせたのです。

開発テーマは
「伝統」+「革新」。

現在、ゴルフ場は管理予算削減などの影響で、人員不足、技術伝承の問題が発生し、コースのカッティングクオリティの維持が困難なゴルフ場もあります。そこで、これまで共栄社が築いてきた切れ味と耐久性を兼ねた刈刃を乗り手やコースの形状、芝種に伴う刈りムラができないよう、リールの回転数と作業速を一定に制御することで「誰が乗っても最高のカッティングクオリティを実現する芝刈機」に仕上げました。次にデザイン。実は、「カッコ良く」というニーズは以前から掴んでおり、見た人が「乗ってみたい」と思えるようなデザインを目指して検討を開始。誰が乗っても「最高のクオリティ」の実現、乗りたいと思う「カタチ」の創造、この2つの新しい「価値」を提供する芝刈り機が完成しました。

グッドデザイン賞2016
ベスト100に選出。

国内外の自動車メーカーや家電メーカーなど、名だたる企業が並ぶなか、ついに共栄社の「LM2710」がグッドデザイン賞を受賞。しかも、ベスト100にも選出していただきました。世界的なデザイナーを登用している企業もあるなか、当社はエンジニアの仕事として同じ栄冠を手に入れたのです。その事実に、審査員も舌を巻いていました。芝刈機を完成に導いたのも、プレゼンシートや映像を作ったのも、すべて開発部員。まさに、自分たちの力で掴み取った快挙。自動車のジャーナリストからも「ぜひ乗ってみたい」と嬉しい言葉も聞くことができました。いいものを作りたい気持ちが成し遂げられた受賞です。

未来のソリューションは
あなたと成し遂げたい。

今も大学と交流を強めるなど、技術の研究を進めています。例えば、芝をきれいに刈るためのリール刃やブレードの角度はどうするか。あるいは、ビッグデータの活用や遠隔管理、フィールドの形状をプログラミングして芝刈機をロボット化してはどうだろうか、など。これらが実現すれば高齢者でも安心して扱えるようになり、管理の人手不足解消につながるでしょう。もちろん、デザイン面での進化も考えています。カラーリングやカスタマイズなど、制約がない分アイディアは尽きません。あなたがもし、モノづくりが好きで、自分が思い描く理想のカタチを世に送り出したいと願うなら。私たちの輪に加わりませんか。

開発したバロネスについてはこちら