【1】 バロネス製品購入後のお客様の声 --新製品 LM2700-- |
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今号より「バロネス製品購入後のお客様の声」と題し、バロネス製品を
ご購入いただきましたお客様の生の声をお届け致します。
今回は、新製品の「LM2700」をご購入いただいた
岐阜関カントリー倶楽部 伊藤裕康様
にインタビューしました。
▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽・▼・▽ バロネス製品購入後のお客様の声 --新製品 LM2700--
私の勤務する岐阜関カントリー倶楽部では、競技志向、昨今の時代
ニーズ等もあり、ワングリーン化の為コースを全面的に見直す事となり、
川田太三先生監修で平成18年2月より平成19年9月の1年半の間、コース改修工事を行いました。
又、2009年9月には 日本女子プロ選手権も開催される事も決まり
機械更新もあわせて行う事となりました。
FWモアに関して当倶楽部は[ジャコブセン F10]
[トロ パークマスター][ランサム]と代々外車を使用してきましたが
代理店さんの薦めもあり国産も含めて検討する事にしました。
その中でまず私としては競技にあわせ、低刈りができ綺麗でしかも
効率が良い機械の検討を致しました。
LM2700の場合26インチモアである為、22インチの外国車に対して効率が良い事は、
カタログからも想像できましたが、狭くしたFWをゼブラでコースに沿って刈り込む場合
かじってしまう事を懸念致しました。
そこで、実際に外国メーカー数社の新型機種(メーカー・機種は伏せていただきます)と
比較したのですが、かじってしまったのは外国メーカーの機種でした。
一番感心した事は、高速で走ってもモアは踊らず本当に綺麗に刈れた事です。
又、キーパーの立場として効率と刈り上がりだけで購入したのではなく、
オペレーターからは作業性、乗り心地、メンテナンスに関しても
担当からLM2700を薦められ自信を持って選定しました。
実際購入後も大きなトラブルもなく、外国車では実現できなかった
高麗芝での12mmの綺麗な刈り込みもリニューアルオープン後の
コースの評判アップにつながっていると思います。
今年は来年の日本女子プロ選手権に合わせ9mmまで下げたいと思います。
尚、FWモアとは直接関係ありませんが、
川田先生監修の微妙なグリーンの傾斜に対応する為のグリーンモア選定も非常に苦労しました。
今まで使用していたキング(手押し)では刈り込みできないのは分っていましたので、
各社、各機種を比較検討しました。
軽量グリーンモアやスイングモア系では何とか対応できるのですが、
キーパーの立場から何となく芝面が出来ていないような(実際表現しにくにのですが
髭剃りでいうと半日後?)に感じ何とか妥協点と考えLM56Gを選定しました。
この微妙な芝面刈りに対応する為グルーマを外し、
ローラーとドラムの距離を短くする事で何とか妥協できる刈り込みとなりました。
ただ、もともとアップライトの品種(A−2)であるからできたのですが・・
そんなこんなでリニューアルオープンにはLM2700とLM56Gが不可欠でした。
今後色々な競技会が控えており、バロネスは活躍してくれると思います。
日本女子プロ選手権にあわせ増車も検討していますが、
地元メーカーですので協力もよろしくお願いします。
リニューアルした微妙なグリーン形状やFWの刈り上がりを
一度プレーして確認して下さい。
岐阜関カントリー倶楽部 伊藤 裕康 |