こんにちは。 バロネスEメールマガジン編集部の彦坂です。

北京オリンピックの開幕も近づいてきました。

  日本代表のメダルラッシュを期待したいですね。

ここ愛知県は、お隣の岐阜県と 並び日本でも有数の暑い県として

  ニュースで取り上げられる県になりました。それにしても最近はほんとに暑いです。

今回のEメールマガジンはお客様の声として、みとゴルフ倶楽部様よりSP05を

購入していただいての感想と、 セルティスジャパン株式会社 外木秀明 氏よりの

コース管理の情報、  そして前回に引き続いての バロネスグリーンモアの

歴史パート2を お送りします。


それではよろしくお願いいたします…

 


☆ 今回のメニュー ☆

 【1】 バロネス製品購入後のお客様の声  --新製品 SP05--
                       (みとゴルフ倶楽部 鈴木ミ雄 様)

 【2】  全国の地域ごとの特色ある芝生管理について
                    (セルティスジャパン株式会社 外木秀明 氏)

 【3】 バロネスグリーンモアの歴史パート2
                          (バロネスEメールマガジン 編集部)


 


【1】 バロネス製品購入後のお客様の声  --新製品 SP05--

新製品SP05  お客様にはどんな評価を得ているのでしょうか?

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            バロネス製品購入後のお客様の声   -- 新製品 SP05 --

 

   今回お客様の声として、お話していただく「みとゴルフ倶楽部」様は

   愛知県の南東部、豊川市御津町に位置し三河湾を一望できる素晴らしいロケーション

   にあります。

   ゴルフ場の成り立ちとしましては、杉本英世氏監修で設計され平成9年7月10日に

   開場しました。パー 72 のペンクロスの 1 グリーンです。

   クラブの特長としては、自然の起伏と景観を生かしてレイアウトされています。

   一見攻めやすそうに見えるホールが多いが、安易に攻めにかかると苦しめられます。

   うまくスコアをまとめようとするには正確なショットが求められる戦略性が高いコースです。

    今回バロネスバンカーレーキSP05を購入をしようとした動機は

   もちろん私たちがいままで使用していた機械の老朽化も要因のひとつでしたが、

   私たちがコンディションを整えているこのコースの特徴の一つとして、ほぼすべてのホールの

   グリーンがバンカーでガードされており、バンカーの状態を常に最高でなお且つフェアに保つ

   必要があり、そのためにバンカーレーキが重要な役割を果たすためでもありました。

   その中でも今回SP05の特徴の中で、特に重要だったのがオプションで用意されて

   いる「カルチベータ」と「ブラシ」でした。

   「カルチベータ」は固くしまってしまった砂を簡単な作業で柔らかくほぐす事が可能で

   とても重宝しています。いままでのバンカーレーキではこの作業はできなかった事で

   購入してよかったと思います。

   しいて言えばもう少しだけ深く入ればいいかなと思いますが…。

 

   「ブラシ」は仕上げがとても綺麗でプレーヤーにも非常に好評のようです。

   その他には、パワステのためハンドルがとても軽く、それに移動速度がとても

   速くなり、作業時間の短縮になっています。

   低重心で安定性があり、オペレーターの安心感も向上しているようです。

 

   SP05を購入したのが 4 月 1 日で、まだまだこれから使っていく中で

   いろいろと良い点悪い点が出てくると思いますが、色々と試行錯誤をしながら

   使用していきたいです。もちろんメーカーさんにもいろいろと注文をつけながら…。

                                       みとゴルフ倶楽部 鈴木 ミ雄

                 

                 バンカーレーキSP05の紹介はこちら↓

                 http://www.baroness.co.jp/sp05w.html

 

 

 

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【2】全国の地域ごとの特色ある芝生管理について 第 2 回 

−資材高騰を乗り切るために− 静岡地区

今回は静岡県のゴルフ場のキーパーと話した「資材高騰を乗り切るためには!」というテーマについて紹介したい。

特に、肥料代高騰で一番負担の重いフェアウェイ用肥料についての新しい考え方を紹介する。

フェアウェイ用肥料の歴史を遡ると、現在普及している芝草専用緩効性肥料が登場するまでは、農業用普通化成肥料や有機肥料の使用が多く使われていた。それら農業用肥料は、食物増産を目的とし、葉を増やし、実を大きくする目的で N-P-K 比を決めた製品や 8-8-8 で代表される横並びの肥料が主流であった。その肥料を散布すると、散布後約 1 − 2 週間で芝生が旺盛に生育してコース中に芝カスが多く散乱するので、スイーパーを使って大量の芝カスを除去するのが通例であった。

米国の芝草管理の施肥分野では、密生したターフへの N-P-K 比は、 N:P:K=4:1:2 または、 4:1:3 が最適とされている。 特に、りん酸成分が少ない肥料が、芝生生育上無駄のない施肥管理とされている。一方、芝生密度を高めたいときや播種時には、りん酸成分の多い肥料を与えて、早く密生したターフにすることが常識となっている。

肥料を含む資材が価格高騰する状況下での、これからの芝生管理の方向性は、従来通りの農業用肥料からの転換が大きな鍵を握ることになろう。

従来芝刈り後に、大量の芝カスをスイーパーで除去していた従来型管理から、肥料を少量散布して肥料作業手間を軽減し、また芝刈り作業後に行うスイーパー作業でも、従来より芝カス除去が容易になり、より綺麗な芝生地を提供できる手法を検討して如何でしょうか?

芝草専用緩効性肥料を使用すると、@同じ刈り込み回数でも、芝生の生長量が少ないので、負荷がかからずに燃料代の節約につながること、かつ芝カス量の削減につながること、A密生した丈夫なターフになること、B少人数での芝生管理が可能で、作業手間の軽減、燃料代の軽減が期待できることが挙げられる。

肥料代が、仮に普通化成肥料よりも高価となっても、作業手間、燃料代等全てのコストを比較すれば、結果的に芝生専用緩効性肥料のほうが安価な管理につながる。このことは芝草緩効性肥料の使用者の感想である。ただし、芝生専用緩効性肥料の種類と床土の違いにより、芝生が急成長することもあるので、事前に肥料販売営業担当者に確認が必要である。

そのような訳で、今回話をしたキーパーもこの秋に小規模ながら芝生専用緩効性肥料を使用し、コース管理コスト削減につながるのかテストを行う予定である。

秋からの使用が一番有効で、晩秋施肥の効果を確認でき、翌春の緑化が早まったことは、既に採用している多くのゴルフ場で立証されている。

 

 

                                  

セルティスジャパン株式会社
外木 秀明


 

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【3】 バロネスグリーンモアの歴史
Part2

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 バロネスグリーンモアの歴史
Part2

   2008 年現在、共栄社ではバロネスグリーンモアとして「 LM56GA66GA」を発売しています。

   リール回転ハイクリップ / ロークリップ切替機能や、正転逆転フロントグルーマー、スムースクラッチ、

   アンジュレーションに追従する構造、そしてもちろん

   クラス最軽量のウェイトなど、おかげさまでご好評をいただいております。

スライド1.jpg

   第 2 回となる今回は、平成 14 年の「 LM56G 」の発売から紹介していきたいと思います。

 

   ◆平成 14 年、「 LM56G」が発売になりました。

    この機種は久し振りにフルモデルチェンジされた商品です。

    以前の「 LM55GD-HC 」はハイクリップの効果を得るのに、作業速度を

    遅くするというデメリットを伴っていましたが、この機種より以前の作業

    速度でハイクリップのカット率で刈る事ができるようになりました。 

    それ以外にも、クラッチ操作をワイヤー方式にして、滑らかな発進を

    実現し、フロントグルーマーも正転、逆転ができるようになりました。

   
  

    ◆平成 19 年、「 LM56G」の追加機能として、

    リール回転ハイ / ロー切替機能が追加されました。

    切替え機能を付けることにより、管理者の選択肢が広がり

    ハイクリップでの刈込による芝生へのストレス低減に効果を

    発揮します。

     ◆そして平成 20 年の今年、「 LM56GA」が発売されました。

     今までのバロネスグリーンモアの良いポイントを引き継いで

     ハイ/ロー切替ギヤ標準装備、各種メンテナンス性向上、など

     現在のバロネスの技術を終結した、グリーンモアです。

    以上 現在までのグリーンモアの歴史を 2 回に渡って紹介させてもらいました。

    バロネスグリーンモアはお客様のご意見を参考にさせていただきながら進化してきました。

    今後とも皆様の貴重なご意見を頂いて良品作りをしていきたいと思います。  

     よろしくお願いいたします。

                                        バロネスメールマガジン編集部

 


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それでは、今回はこれでおしまいです。
次回をお楽しみに・・・(^−^)

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