10 月 6 日〜 8 日の三日間、北海道グリーン研究会主催「北海道ターフショー」が千歳市に
て開催されました。
本来10月は北海道グリーン研究会主催の全道秋季研修会が開催されていましたが、今年は秋季研修会
&北海道ターフショーとしてイベントを行う事となりました。
2年に一度行われる関東展示会(ジャパンターフショー)に北海道から来られるゴルフ場関係者が少なく
是非、北海道で機械・資材の情報発信がしたい旨を、全国ゴルフ場関連事業協会から
北海道グリーン研究会大江会長様にお話がなされ、今年1月の全道研修会で、大江会長様より
秋季研修会時に展示会の開催を諮った所多数の会員より了解を得て、
この度北海道にて展示会が開催されました。
北海道で展示会が開催されるのは 20 年ぶりで、前回は札幌国際島松コースにて開催されたとの事です。
「通常の展示会だと機械・資材関係の展示品を見るだけなので面白くない!」「ジャパンターフショーみたいに
野外で、機械のデモンストレーションを見たい!」と要望が多く、今回「ザ・ノースカントリーゴルフクラブ」様の
ご協力で 2 日間、会場をお借りする事となりました。
今回の展示会に伴い、北海道グリーン研究会より会長様と、常任理事様1名、機械関係者5名、資材関係者5名
にて実行委員会を立ち上げ、約 9 ヶ月間試行錯誤をしながら準備をされてこられたということであります。
又、北海道グリーン研究会会員の方々より「更新作業機のデモンストレーションを見たい!」との要望が多く
出され、機械屋各社が最新の更新作業機を展示し、デモ出来るように練習グリーンをお借りして、
実際の作業を見ていただけるようにしました。
一日目のセミナーは、 「ANA クラウンプラザホテル千歳」にて 14:00 からお二人の講師を迎え
17:00 まで行われました。
参加者は約 170 名で盛大に行われました。
一方私たち共栄社チームは・・・「ザ・ノースカントリーゴルフクラブ」様にて朝 8 : 00 から、
イベント会場のテント張りなど夕方まで準備をさせていただきました。
◆当社出品機は、乗用5連フロントリールモアLM2700、乗用3連グリーンモアLM315GBF、
サッチングユニットLM315VB 、東洋グリーン社マレード、グリーンモアLM56GAF・LM66GAF (露払いローラー付)
乗用連リールモアLM184 、パークゴルフ仕様LM26PH 、乗用5連ロータリーモアGM2800 、
乗用3連ロータリーモア(ハイダンプ付)GM1600HDS 、乗用ロータリーモアGM960T 、スイーパー960N
マルチングデッキMD150 、バンカーレーキSP05W 、乗用スイーパーFS800 ・FS1500 、
ハンマーナイフモアHMB1560 、ベントラック4200 本体2台、ベントラック3000 本体1台、
スタンプグラインダー、マルチングデッキ、ブロアー、ターフカットモアの 24 機種です。
二日目、いよいよ展示会の開催日です。
北海道グリーン研究会大江会長様がご挨拶をされました。
その後、テープカットがザ・ノースカントリーゴルフクラブ取締役太田支配人様、大江会長様、
日本芝草学会ゴルフ場部会山田会長様、全国ゴルフ場関連事業協会折井会長様の4名で行われました。
午前と午後、2回に分け、各社更新作業、グリーンモア刈込みの デモンストレーションが行われ、
当社はバンカーレーキSP05W、乗用スイーパーFS1500・FS800、グリーンモアLM56GAF、
乗用3連グリーンモアLM315GB (サッチモア仕様)の、5機種をデモしました。
最初に当社営業部H課長が当社乗用3連グリーンモアをオペレーターとして作業をし、
その後、トロ社プロコアによる穴あけをし、そのコア回収を当社乗用スイーパーでO氏が行いました。
次に練習グリーンにて 3社(バロネス、トロ、シバウラ)で歩行型グリーンモアの刈込みを行い、当社は
LM56GAFのハイ・ロー切替機能を使い、実際に刈り込んだ芝カス量などをお見せしました。
各社コアリング、エアレーター、スライシング、シーダー ・・・などデモを行い、当社は乗用3連グリーンモアに
二段階の深さでデモを行えるようサッチングユニットを取り付け、乗用スイーパーと共に待機しておりました。
ところが当社のデモ前に、他社がエアレーションを行い、スイーパーにて回収を行っていたところ、
お客様の要望で、当社スイーパーFS800でコアを回収する事となりました。
そこで無念のトラブル発生!
スイーパーのブラシのセッティングをサッチング用に合わせていた為、コアの回収ができない事態に!
会場内にはざわめきが!しかし、早急にブラシのセットをやりなおして回収作業を
始めると綺麗にスイーパー作業ができ一安心しました。
午後の部では、当社が取り扱っているベントラックの実演を行いました。
これが好評で、デモ終了後、ブースには製品を見るために多くの人だかりができて、
ベントラック担当者もうれしい悲鳴を上げていました。
デモンストレーション終了後、14:45〜第 2 回セミナーがコンペルームで開催されました。
まず初めに「新規芝草病害の発生動向について」理研グリーン研究開発部副部長矢口氏のお話が
約1時間有り、その後、今回最後の講演として、パネルディスカッション「あなたにとってコース管理とは」の
題名で軽井沢GC大野様、南長野GC岡沢様、広島中央GC椎木様(順不同)の3名がパネラーとしてお話をなされ、
司会進行を北海道グリーン研究会大江会長様がつとめられ約3時間に渡って行われました。
二日目の来場者数は約300名、セミナーの参加者は約120名で盛況の中終わりました。
三日目の最終日は、来場者数約80名で、3日間トータルすると業者を含め約600名が集まり
北海道で開催する ターフショーとしては盛大に行われたと思います。
「また近い内にこの様なイベントを開催したい!」という声も多数有り、今後もこのような催しには
ぜひ参加、協力をしたいと思います。
最後に大江会長様、山田会長様、折井会長様の3名がご挨拶をされショーは終了しました。
今回のターフショー開催に際して、ご尽力をいただいた方々に心より感謝の気持を申し上げます。
共栄社 札幌営業所 片岡誠之
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