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4/16(金)〜4/18(日)の3日間、
北京市内にある中国国家会議センターにて展示会が行われ、スタッフとして参加してきました。
中国といえばやはり現在は上海万博ですが、その上海から北京は飛行機でも2時間以上はかかり、
やはり中国はとても広い国だと改めて感じました。
ここ中国国家会議センターは2008北京オリンピックが開催された地区にあり、
展示会場の近くには、鳥の巣の愛称で知られているメインスタジアムもありました。
北京は大気汚染が深刻な都市の1つとされており、
なおかつ黄砂もあるため、写真のようにぼんやりとしていて視界も悪かったです。
(3月に日本にも黄砂が飛んできましたが、実際に現地で感じた黄砂は量が多く遠くの景色が見づらいほどでした。)
展示会場はというと、とても広く緑地管理機械は全体の一部分であって、ゴルフ業界に関する幅広い内容の展示会でした。
ゴルフ用品、ウェアはもちろん
ヨーロッパ、オーストラリア、台湾などの会社が"ゴルフ旅行"の企画を出展していました。
その他にもゴルフレッスンが行われていました。
若い方、女性の来場者も多かったことが印象的でした。
機械関係では、「トロ」「ジャコブセン」「ジョンディア」といった
日本でも知られているメーカーと、中国産メーカーが出展していました。
バロネスブースは、中国の代理店の方々の協力もあり、共栄社創業100周年を前面に出し
欧米3社に負けないインパクトあるブースに仕上がりました。
胸には中国のバロネススタッフの方々と共に100周年のロゴを付けて、伝統企業であることをアピールしました。
「巴洛耐斯」←これで「バロネス」と読むそうです。
展示機種はバロネスの多岐にわたる機種を取りそろえました。
(LM2700、LM56GAF、LM185BW、SP05、GA1100A、MS400、FS800、GM1600)
多くの方がバロネスブースに来場し、興味を持って見学してくださいました。
一方、中国産メーカーのブースでは写真ように他社の機械そっくりに造られたものも多数出展していました。
多くの方に使用していただいているLM185BWのコピー製品や、バロネス以外にも他社製品のコピーもありました。
しかしこれら中国製品も「製品価格が安い、部品供給と修理対応が早い」
という品質は別とした利点から、シェアを伸ばしているそうです。
中国製品で他社のコピーの様な機械も将来は品質が改善される時がくるかもしれません。
実際、今回訪れたゴルフ場の総支配人の話では、
中国産の機械もまあまあというレベルにまでなってきたそうです。
「バロネスも多く使用しており、品質は高いことは理解しているが高価だ。」ともおっしゃっていました。
中国ではバロネスは高品質として知られているようです。
しかし、壊れにくいということは、「部品がでない、売れない。」という声もありました・・・。
展示会場では、他社メーカーもブースや映像に工夫をしていて、
通路を歩く来場者の足をうまく止めていました。
分かりやすくきれいな映像には我々も見入ってしまい、参考になりました。
3日間の展示会が終わった次の日からは納品指導を含め、
中国のゴルフ場を何件か訪問させていただきました。
かつては日本人のキーパーも多くいたそうですが、現在は中国人のキーパーが主流のようです。
ゴルフ場の来場者も以前は日本人が多かったのですが、現在は中国人の割合が多いそうです。
これまで中国ではゴルフというと資本主義の象徴であったので、ゴルフの歴史は浅く、
1984年に初めての中国資本のゴルフコースができたそうです。
まだまだゴルフ新興国ですが、中国では384コースあり、
現在造成中のコースは65コース以上にもなります。
ゴルフ場建設に政府の規制があるので市場が伸び悩む可能性もありますが、
1〜2年後には中国政府のトップが替わり、ゴルフ場建設を前向きに進めていくであろうとの声も今回聞きました。
バロネスは中国でも活躍しておりますが、まだまだごく一部です。
中国という可能性ある市場に、よりいっそうの拡販を目指していきます。
→上海バロネスのホームページはこちらから←
(株式会社 共栄社 事業企画部 内藤) |