題

 
 こんにちは! バロネスEメールマガジン編集部松田です。

今年もあと1カ月と少し。

本当に時間が過ぎるのは早いですね。

わが社では最近、インフルエンザの予防接種がありました。

空気が乾燥しているこの時期

皆様、体調をくずさないように、注意してください。

さて、今回は

茨城県で開催した、「コース管理機械実演会」の模様

東洋グリーン様と共同開催した

「Maredo&BARONESS コラボ記念セミナー」

そして「関西展示会を終えてのご報告」

などをお送りいたします。

それでは、よろしくお願いします。

ばろこちゃん


☆ 今回のメニュー ☆

 【1】 コース管理機械実演会の開催
                         (株式会社 共栄社 営業部 原)

 【2】 Maredo&BARONESS コラボ記念セミナーの開催
                        (株式会社 共栄社 営業部 近藤)

 【3】 2010年関西展示会を終えて
                        (株式会社 共栄社 営業部 溝内)

 【4】 グランドレーキ『GR165S』のご紹介
                        (株式会社 共栄社 CS推進部 彦坂)

 【5】 フィールドモア『LM315FB』のご紹介
                         (株式会社 共栄社 営業部 鈴木)


【1】 コース管理機械実演会の開催

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10月14日に「コース管理機械実演会」を『かすみがうらOGMゴルフクラブ様』のご協力の元、

盛大に開催いたしました。

駐車場にて14時より受付を開始し、皆様に集まっていただきました。

実演会

まず駐車場に機械を並べて、各機種の説明を行いました。

特長をよく理解していただけたと思います。

実演会 実演会

その後パッティンググリーンに移動して実演会を始めました。

まず初めに乗用ドロップ式目砂散布機「MS400」と乗用グリーンモア「LM315GB」のアタッチメント

「Vコアラー(東洋グリーンマレード)」の作業を行い、エアレーション作業を

目砂前と目砂後に行うのではどれぐらい透水性が違うのかを見ていただきました。

目砂の量が少なかった事もありまして、極端に違いは出ませんでしたが、

目砂後にエアレーションをした方が、透水性はよくなりました。

実演会 実演会

「Vスパイカー」、「Vスムーサー」、「トレマー100」もテストを行いました。

また、パッティンググリーンの脇で「ベントラック(トレンチャー、スタンプグラインダー)」の作業も行いました。

トレンチャーは深さ約100cm、幅約12cmの溝をすばやく掘ることができ、皆様大変興味を示していました。

実演会 実演会

その後、コースに移動し

ティー脇で「ベントラック(ロータリーモア)」、フェアウェイで5連リールモア「LM2700」を実演しました。

「LM2700」は作業の速さと綺麗な仕上がりを体感していただけたと思います。

次にバンカーに移り、バンカーレーキ「SP05」と電動バンカーレーキ「SP160EA」の実演を行いました。

「SP160EA」は音の静かさと、小回り性能の良さ

タイヤ跡が残らず綺麗に均せるバンカーレーキだと理解いただけたのではないかと思います。

「SP05」と「SP160EA」のオプションの排砂板については手動式となっており

油圧に比べて使いにくいと考えておられたキーパーさんも、実際に作業を行っていただくと

微調整もしやすく使いやすいと認識していただけました。

実演会 

2時間程の実演会も皆様のご協力もあり、無事終了いたしました。

約25名の方々に参加をいただきまして、ありがとうございました。

最後に今回

開催に絶大なご協力をいただいた『かすみがうらOGMゴルフクラブ』の皆様に大変感謝をいたしております。

この場を借りてお礼申し上げます。

(株式会社 共栄社 営業部 原)

取材ご協力

かすみがうらOGMゴルフクラブ様 のご紹介

〒300-0202 茨城県かすみがうら市田伏5136

霞ヶ浦の辺、ゆるやかな起伏と豊富な樹木というゴルフ場のためにあるような地形の

中に展開するフラットな林間コース。

落ち着いたレイアウトで昔から親しまれている中コース・東コース

開放感のあるアメリカンタイプの南コースと変化に富んだ27Hは

美しい樹木と大小13のウォーターハザードが点在し、美しさとともに戦略性を合わせ持つゴルフ場です。

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【2】 Maredo&BARONESS コラボ記念セミナーの開催

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10月29日に東洋グリーン株式会社様と合同で

『Maredo&BARONESSコラボ記念セミナー・デモ会』を兵庫県の太平洋クラブ宝塚コース様にて開催しました。

当日は台風が近づいてきており、天候が心配されましたが

晴天の中で開催することができました。

まず、コンペルームにて東洋グリーン株式会社の企画開発部研究開発課サブリーダーである幸村陽子様より

「土壌環境と更新作業の選択〜マレードの必要性について〜」

機械部部長である石原仁様より「Maredo春夏秋冬〜Maredoを利用した土壌改善効果と手法〜」

というテーマでセミナーを行っていただきました。

「土壌環境と更新作業の選択」のセミナーでは

サンドグリーンにおける土壌断面の変化、透水性の変化、土壌通気性の変化

グリーン床土中の有機物含量と土壌物理性との関係についてなどの説明をしていただき

それらが原因で起こりうる現象を紹介していただきました。

セミナー

例えば土壌断面の変化から排水不良が起こり

そのために起こる芝の根の伸長阻害や藻の発生。

高温状態の時にグリーン表層の過湿が重なると、根が機能しなくなり水が吸えなくなってしまい

その結果、土は湿っている(ウェット)のに芝の体内の水が足りない(ウィルト=萎れる)状態、ウェットウィルトという現象が

起こることなどを詳しく教えていただきました。

続いて「Maredo春夏秋冬のセミナー」を行っていただきました。

「Maredo」とは乗用三連グリーンモアに取り付けて作業を行うアタッチメントです。

「Maredo」には3タイプの機種があり

スパイキング作業を行う「Vスパイカー」、転圧作業を行う「Vスムーサー」、穴あけ作業を行う「Vコアラー」の3機種となります。

「Vコアラー」は、高速走行時でも作業ピッチを5ミリ間隔で作業することができるので

グリーン表層の更新率を上昇させることができます。

セミナー

セミナー終了後にはパッティンググリーンに移動し、実演を行いました。

実演は『穴あけ後の目砂』、『目砂後の穴あけ』の違いを見ていただきました。

まず、『穴あけ後の目砂』では

ブロアーをかけても砂が入っているところと入っていないところがあり、かなりまばらな状態でした。

セミナー セミナー

しかし、『目砂後の穴あけ』では

ブロアーをかけると綺麗に砂が穴の中に入っていき、砂が入っていないところは、ほとんどない状態でした。

セミナー

透水性にも違いが出ており、『目砂後の穴あけ』では

すぐに水がしみ込んでいきましたが、『穴あけ後の目砂』では

グリーン表面に水が浮いてしまい、すぐにしみ込んでいかない状態でした。

砂の撒き方によってこれほどの違いが出るのかと、みなさん感心しておられました。

セミナー

その後「Vスムーサー」に付け替え転圧作業を行いました。

「Vスムーサー」は転がす転圧ではなく足で踏みつけるような転圧になり、ローラーのように進行方向に芝を押さないので

芝張り直後でも使用することが可能となります。

ストレスがかかりにくいので根が上がっている時期でも根を押し切らない。

上から叩くので、どんな状況でもスムースな面を出すことができるという特徴を持っている機械です。

今後のコース管理ではこのようにストレスフリーに近い機械がどんどん活躍していくことと思います。

午後から始まり約20名の方々に参加していただいたセミナーも、午後4時に無事終了しました。

最後に今回、開催のご協力をしていただきました『太平洋クラブ宝塚コース』の皆様

セミナーを担当してくださいました『東洋グリーン株式会社』の方々に大変感謝しております。

この場を借りてお礼申し上げます。

株式会社 共栄社 営業部 近藤    

取材ご協力

太平洋クラブ宝塚コース様 のご紹介

〒 669-1205 兵庫県宝塚市芝辻新田字花折7-2

微妙なアンジュレーションを持つ平均800uのベントワングリーン。

各ホールそれぞれ違った顔を持ち、変化と戦略性に富んだメモラビリティの高いコースです。

また、なだらかな高原に18ホールがレイアウトされているため、心地よい風が吹き渡り、爽快な気分でラウンドができます。

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【3】 2010年関西展示会を終えて

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 展示会

10月20日・21日の2日間、大阪の万博博覧会記念公園にて

『芝地用管理機械・資材総合展示会』が行われました。

この展示会は、2年に1度行われ今年で36回目を迎えました。

関西グリーン研究所の発表では、初日1,400名、2日目1,000名で合計2,400名の来場者があり

前回の展示会より1,000名ほど入場者数が増えたようです。

この不景気のなか沢山の方が展示会に参加して頂けたというのは

それだけ機械への関心、期待が高まっているのかなと感じました。

バロネスブースは販売店様のご協力の元、創業100年を迎えたという事もあり

他社に負けないインパクトのあるブースに仕上がったと思います。

展示会 展示会

展示会当日の朝はお客様もまばらで

やはり昨今の景気の影響もあるのかなと少し心配になりましたが

次第にブースにお客様があふれんばかりになりました。

バロネスブースは他社のブースと比べても、多数の方に足を運んで頂き、大盛況だったと思います。

お客様のバロネス製品への期待をあらためて実感致しました。

展示会 展示会

ブースの中では、アンケートやEメールマガジンのご登録にも沢山の皆様にご協力いただき

スタッフもうれしい悲鳴を上げていました。

新製品のグリーンモア「LM18G」、3連リールモア「LM283」、5連リールモア「LM285」

5連ロータリーモア「GM2800B」、プロトタイプのスイーパー、多目的トラクター「ベントラック」は特に注目を集め

グリーンキーパー方から営業マンに、デモの依頼も多数いただきました。

展示会 展示会

アンケートに協力してくださった方からは、様々な意見を頂き

お客様がどのようなものを求めているか知ることが出来ました。

製品に関してのお客様からの叱咤激励も多数あり、大変ためになる機会でした。

今後も一層の努力をして

皆様方のお役に立てる製品開発とサービスの充実を目指してがんばっていきたいと思います。

11月29日(月)、30日(火)には

『2010ジャパンターフショー芝草管理セミナーIN名古屋』が名古屋大学 野依記念学術交流館にて

12月1日(水)には

『2010九州地区ゴルフ場用品・コース管理機材展示会』が

佐賀競馬場にて、開催されます。

是非、お立ち寄りください!!

株式会社 共栄社 営業部 溝内    

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【4】 グランドレーキ『GR165S』のご紹介

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『龍馬伝』連動企画、高知シリーズ第一弾!!

高知県営春野球場でのグランド整地機『GR165S』の

デモンストレーションをご紹介します。

9月2・3日に高知県営春野球場で

グランド整地機『GR165S』のデモンストレーションを行いました。

GR165S

春野球場といえば

プロ野球「西武ライオンズ」が1979年〜2003年まで春季キャンプを行っていた場所です。

今も、西武のB班が2004年からキャンプをしています。

両翼は100m、中堅は122mあり、あの甲子園球場よりも広く、収容人員こそ16,000人と少ないですが

プロ野球公式戦開催規格に対応していて、すばらしい球場です。

GR165S 

まずは、機械の説明をして、乗っていただきました。

春野球場の管理を任されている「グラウンドメンテナンス高知」のオペレーターの方は

さすがに機械には慣れているようで

カンタン操作の『GR165S』をすぐに乗りこなしていました。

GR165S GR165S

通常の整備が良いため、球場はみるみるうちにキレイになっていきました。

オペレーターの方も「操作が簡単で、効率がよく、綺麗に仕上がるね。」

と大変気に入っていただきました。

春野球場は、春野総合運動公園の中にあり

陸上競技場・球技場(サッカー、ラグビー)・ソフトボール場・テニスコート、そしてプールや体育館もあります。

少人数で管理するには、効率がよく、オペレーターが快適にできる機械がほしいとのことで

『GR165S』もその中の一つに加えたいとのことでした。

2011年春も、プロ野球のキャンプやオープン戦が予定されているそうで

そこで活躍できるように願っています。

GR165S

株式会社 共栄社 CS推進部 彦坂   

→多くのプロスタジアムで活躍する「GR165S」はこちらから←

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【5】 フィールドモア『LM315FB』のご紹介

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『龍馬伝』連動企画、高知シリーズ第二弾!!

高知市営球場でのフィールドモア『LM315FB』の

デモンストレーションをご紹介します。


9月11・12日に高知市営球場にてプロ野球ウエスタンリーグ

「オリックスバファローズVS中日ドラゴンズ」戦が行われました。

LM315FB

現在、高知市営球場の芝生はロータリーモアにて芝管理をされています。

しかし、ロータリーモアでは綺麗な仕上がりになりません。

そこで、リール式のフィールドモア『LM315FB』の登場です。

試合が行われるのに合わせ、前々日から刈り込みに参加しました。

刈高を20oにセットし、いざデモンストレーションの始まりです。

『LM315FB』は野球場やサッカー場の刈高に対応できるようリール刃を7枚にして

リール回転数通常のグリーンモアと比べてを若干落としてあり

そして、直進性を良くするため前後のローラーが溝付きとなっています。

LM315FB LM315FB

まずはライン出しです。

ファールラインを基準に刈り込みを始め、作業が進むにつれて綺麗なゼブラ模様が現れ始めました。

LM315FB LM315FB

そして「甲子園の様にしてみようか」との意見があがり

刈り込みの途中からはバックスクリーンに向けて行われました。

見る見るうちに、甲子園球場に似たゼブラ模様が綺麗に現れ、『LM315FB』での芝刈作業は大成功しました。

そしてまた大盛況でした。

後日聞いた話ですが、この野球中継は高知県のケーブルテレビにて放映されたそうです。

中継局のカメラマンには、「今日の芝生は奇麗に映っていますね」

「デジタル対応のようですね」などの言葉を頂いたそうです。

LM315FB

来年のプロ野球春季キャンプには

県立春野総合運動公園の野球場をパ・リーグに所属する球団が使用する予定があり

オープン戦も開催されるとの事です。その時にも是非『LM315FB』が参加出来る事を期待します。

株式会社 共栄社 営業部 鈴木    

→Jリーグスタジアムやプロ野球場で活躍するLM315FBはこちらから←

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次号VOL.41は、「ジャパンターフショーのご報告」、「日々の機械メンテナンス」
などを、お送りする予定です。お楽しみに…


それでは、今回はこれでおしまいです。
次回をお楽しみに・・・(^−^)2010.11発行

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