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共栄社、貿易部・海外販売課・吉田と申します。
日頃は弊社製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
私は、バロネス製品の海外への輸出を担当させていただいております。
海外新市場の調査、開拓に加え、海外取引先との商談、サポートを主な業務としております。
今後、海外でのバロネス製品の活躍や、海外ゴルフ場市場の様子などを、本メールマガジンを
ご購読いただいている皆様にお伝えするべく、定期的に投稿させていただく事になりました。
よろしくお願いいたします。
さて、2012年の1月11日から13日の3日間
韓国の東南部に位置する韓国の第4の都市、大邱市(テグ)で行われたゴルフ産業ショーに参加してきました。
今回は、このショーについてご紹介させていただきたいと思います。
ゴルフ産業ショーは正式名称を「2012 KOREA GOLF INDUSTRY SHOW」と言い
主催は韓国のグリーンキーパー協会で、隔年で開催地を変えながら開催されています。
例年7,000〜8,000名もの参加者があるそうで
このショーが韓国のゴルフビジネスのメインイベントである事は、間違いないようです。
当日は、仁川(インチョン)国際空港に降り立ち、韓国版新幹線「KTX」でソウルから大邱まで移動。
この日のソウル市内は、マイナス6℃を記録、「KTX」の車窓から見る景色はどこも積雪で真っ白。
でも、のどかな田園風景と時折通り抜ける地方都市の景観は、どこか日本の風景に似ており
改めて韓国という国に親しみを感じました。
そんな思いを抱きながら「KTX」で2時間ほど移動し、大邱市の会場に到着しました。
ご覧のように立派なコンベンション・センターでショーは行われていました。
ゴルフ産業ショーの目玉と言えば、やはり、どの国でも芝刈機、管理機、トラクター、ゴルフカート等です。
多くのメーカーが大きなブースを使って圧倒的な存在感を出しています。
韓国でもそれは同じで、今回もアメリカの芝刈機メーカーと日本の芝刈機メーカーが
競うようにブースを構えていました。
基本的に、これら産業ショーの主たる出展者は地元のディストリビューターとなり
各メーカーがそれをバックアップしていくという構造のようです。
芝刈機メーカーのブースにはピカピカに磨き上げられた製品が所狭しと並べられており
これぞ、まさに見本市という印象です。
産業ショーでは、その国その国のニーズにあった製品が投入されていますので
中には日本国内では見る事ができない製品も時々見かけます。
「きれいに芝を刈る」という行為は同じだけれども、気候条件や、国ごとに異なる労働環境
また芝草の種類などで、その管理手法や使用する機械は国ごとに違うものです。
我々共栄社も、世界市場への進出のプロセスの中で
国ごとに異なる管理手法の情報収集が急務の課題となっています。
そのような状況でバロネスの現地ディストリビューター様は、会場の真ん中の、一番大きなブースを確保していました。
今回は、カート・メーカーさんや、タイン・メーカーさんとの共同出展でしたが
バロネスのブースには
大型の乗用5連リールモア「LM535F」や「LM2700」、乗用5連ロータリーモア「GM2800」
スイーパー「FS1700」、おなじみの乗用ロータリーモア「GM1600」や
バンカーレーキ「SP05」、グリーンモアなどバロネスのメイン製品がほぼ全て展示されています。
一見すると本国日本より展示のボリュームが大きいのではないか、と思わせる規模です。
そして、ショー開場後、ひっきりなしにお客様が来場し
バロネス製品を興味深く「見て」「触って」「聞いて」情報収集をしていらっしゃいました。
ショーの最中には、バンカーレーキ「SP05」とハイダンプスイーパー「HDS1600」のプレゼンが行われ
この時はブース内は、まさに「立錐の余地もない」状態で
韓国のグリーンキーパー様達の勉強熱心さが伝わってきました。
ブース内では、ハングル語に翻訳されたバロネスPRビデオも製品ごとに放映され
来場者の足を止めていました。
今回、韓国でバロネス製品を使用していただいているグリーンキーパー様に
現地でインタビューをさせていただきました。
今後、各国のショーで、グリーンキーパー様に、直接声をお聞きして
バロネス製品をご使用になった印象などご紹介させていただききたいと思います。
今回お話を伺ったのは、「朴 天助」(パク チョン ジョ)様です。
朴様は、慶北にある「SUNSAN COUNTRY CLUB」と「J‘S COUNTRY CLUB」の
コースを統括する管理部長を務めていらっしゃいます。
このゴルフ場名に聞き覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。
朴様の勤めるこのゴルフ場は日本にもいくつかのゴルフ場を所有しており
朴様は日本のコース管理の責任者でもあり、何度も訪日されている親日家なのでした。
以下、インタビューの内容です。
Q:バロネス製品との出会いは、どのようなきっかけでしたか?
A:ディストリビューター主催の勉強会に参加したのがきっかけです。
Q:バロネス製品を選んでいただいた理由はどのような点でしたか?
A:私の管理するコースは、特にフェアウェイの起伏が激しく、うねるような設計がなされています。
バロネスのフェアウェイモアがそれらに追従し、作業時のダメージもありません。
そこがフェアウェイモア「LM535F」を選んだ理由です。
Q:バロネス製品の印象はいかがですか?
A:丈夫で長持ちすることですね。アプローチモア「LM185」は、もう20年間使っているんですよ。
あと日本製という事で品質も素晴らしいと思います。
Q:バロネス・ブースの印象はいかがですか?
A:バンカーレーキのプレゼンを見ました。とても役に立つ情報をもらいました。
Q:今、興味のあるバロネス製品はございますか?
A: 「FS800」(注:2012年に「FS900」にモデルチェンジ)と
「LM185」(現在はLM185BW)を、もうそろそろ買い直したいですね。
Q:ショーに期待することはどのような事でしょうか?
A:ショーはいろいろと勉強するいい機会です。景気が悪くなっても継続してもらいたいですね。
Q:本日は、ありがとうございました。今後もバロネスをよろしくお願いしたします。
バロネス製品の耐久性と品質に絶大な信頼を寄せている印象の朴様でした。
今後も、海外でのバロネスの活躍をお伝えしていきたいと思います。
(株式会社 共栄社 貿易部 吉田) |