バロネスEメールマガジン　Vol.55

　こんにちは！バロネスＥメールマガジン編集部松田です。

新年度に入って１カ月程が過ぎました。

まだまだ、愛知県では暑かったり寒かったり気候が安定しません。

芝達も「私たち、どうすればいいのかなあ」と考えているかもしれません。

しかし、ゴルフ場様ではそろそろ本格的なシーズンにむかって

準備に追われているのではないでしょうか？

バロネスもシーズンに向かってがんばって参ります。

さて、今回のメルマガは

　　　　　・多目的トラクターベントラックが活躍中の、沖縄県の模様をお伝えする

　　　　　　　　『ベントラックが熱い！沖縄にて』と

　　　　　・２０１３年２月に開催されたＧＣＳＡＡトレードショーの様子をご紹介する

　　　　　　　　『２０１３年　ＧＣＳＡＡトレードショーのご報告』

　　　　　・弊社が今年から販売をさせていただいている新製品のご紹介

　　　　　　　　『こんな５連をお探しではないですか？』

をお送りします。

それでは、よろしくお願いいたします。

ばろこちゃん

★☆　今回のメニュー　☆★

　【1】　ベントラックが熱い！沖縄にて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（株式会社　共栄社　営業部　早川）

　【2】　２０１３年　ＧＣＳＡＡトレードショーのご報告
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（株式会社　共栄社　営業部　有田）

　【3】　こんな５連をお探しではないですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（株式会社　共栄社　Ｅメールマガジン編集部）

【１】　ベントラックが熱い！沖縄にて

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ハイサイ、皆さま！

気温が上がって気持ちの良い日が続きますね。

そこで今回は、ますます暑さ上昇中の沖縄県のゴルフ場のレポートをお届けいたします。

この４月の上旬に、沖縄県を訪問してきました。

今回の目的は、ベントラックの販売促進と納品です。

まず、納品に至った経緯をご紹介いたします。

２０１２年の１２月に、『那覇ゴルフ倶楽部』様で

ベントラックの大実演会を、販売店の屋我商会様と開催いたしました。

県内の３０を超えるコースの支配人様やグリーンキーパー様に参加していただけました。

触れ込みは、「３０種類のアタッチメントが１分で装着できるマルチパーパストラクター」。

当然、見学に来られた多くのグリーンキーパー様は口々に

「１分でアタッチメントが交換できるわけない！」、「どうせ１０分はかかるだろ？」

と半信半疑のご様子でした。

「では、早速始めましょう」との合図で、簡単な説明をさせていただき

「次にアタッチメントをセットしてみます」と、装着を始めました。

グリーンキーパー様達は時計を見ながら　ニヤニヤ（グリーンキーパー様の心の内側が垣間見えた瞬間でした）。

次の瞬間　その顔の変化を見逃さなかったのは、私だけでしょうか？

こちらが　ニヤニヤとしてしまいました。　

アタッチメントの装着を１分で終えると

「ほんとにセットできたよ！」、「どんな構造なんだ？」と

機械の近くに寄って来られて、質問攻めにあいました。　

このような経緯がございまして

今回、沖縄県のお客様に、３台のベントラックをご購入していただくことができました。

今回、その中の１コースである『ベルビーチゴルフクラブ』様への納品の模様をご紹介いたします。

今回、ご購入していただいた製品は、トラクター本体の『４２００ＶＸＤ』と

アタッチメントの『ＨＭ６０２』（ロータリーモア）・『ＫＹ４００』（トレンチャー）・『ＫＣ１８０』（スタンプグラインダー）

そして、オプションの『ダブルタイヤキット』です。

納品は、コース管理棟での機械の説明もそこそこに、コース内へ移動しました。

まず、フェアウェイで排水の悪い場所への暗渠排水工事に取り掛かりました。

現場は既に、管理の方々がソッドを剥ぎ取ってくださっていました。

長さは２０ｍ位はあったでしょうか？

トラクター『４２００ＶＸＤ』のフロント部分に装着された『ＫＹ４００』（トレンチャー）の活躍の場面です。

作業深さは５０cmです。１０～１５分程で２０ｍの渠を掘り終えました。

切削幅は１４cmですが、今回の暗渠パイプは１５cmということもあり

掘削部を少しだけ左右に振りながらの作業になりました。

その後、管理の方々に渠幅を修正していただき

暗渠パイプ、砂利とネットを入れました。

そして、その上に土を入れて埋め戻しました。

全ての工程で約１時間半！という離れ業をやってのけたのでした。

通常の暗渠排水工事は

①ソッドカッターを使い、切れ目を入れる

②ソッドを剥ぎ取る

③コンパネを敷く

④小型ユンボを使用し、渠を掘る

となります。

この方法は、渠の長さにもよりますが約２～３時間かかります。

ユンボでまっすぐに掘り続ける事は作業者に大きなストレスになります。

しかし、ベントラックならコンパネを敷く必要もなく、掘削部を希望の深さまで入れたらバックするだけです。

何度作業を繰り返してもストレスなく短時間に作業が終わります。

また、ベントラックを使えば、作業幅が１４cmと渠幅が狭いので、芝もすぐに活着いたします。

そして、何よりベントラックは溝掘りの専用機ではありません。

前部のアタッチメントを1分で『ＫＣ１８０』（スタンプグラインダー）に付け替えると

切り株除去機（切り株をチップ状に削り込んでしまう機械）に変身いたします。

斜面での切り株除去が安全にできるので作業性が良く、きれいな景観を早く取り戻すことが出来ます。

切り株除去のための抜根作業は多大な時間と労力を要しますが

『ＫＣ１８０』（スタンプグラインダー）での削り込む作業であれば、はるかに短い作業時間で切り株除去を完了させます。

また、アタッチメントをロータリーモアに替えると芝刈り機に変身します。

オプションのダブルタイヤを装着すれば、法面の芝刈り作業が出来るという優れものです。

アタッチメントは豊富な種類があり、あとから追加購入のご検討もしていただけます。

それでは、「ベルビーチゴルフクラブ」　管理課次長で

グリーンキーパーの比嘉良和様にお話を伺いました。

　　　　Ｓは弊社取材者、Ｈは比嘉様です

　　　　Ｓ：ベントラックをご購入していただいた理由をお聞かせください。

　　　　Ｈ：やはり、昨年の実演会で見て、アタッチメントの多さと装着時間の早さで『これだ！』と思いました。

　　　　　　装着時間の早さにびっくりしました。

　　　　Ｓ：アタッチメントはどのように選定されたのですか？

　　　　Ｈ：開場してから長く経ているため、所々排水が悪い箇所がでてきました。

　　　　　　今までは、ユンボ等を使用し改造を行っていましたが、時間と労力が非常にかかるため、頭を痛めていました。

　　　　　　また、松くい虫の発生もあり、木を切っていたわけですが

　　　　　　切り株の処理にも時間がかかっていたため、この二つのアタッチメントは最初に決めました。

　　　　　　そして、もう一つ、ロータリーモアも購入を決めました。

　　　　　　これは、今まで他社のロータリーモアを使用していましたが、そろそろ使えなくなってきたのと

　　　　　　登坂力がベントラックの魅力の一つにあったからです。

　　　　Ｓ：ありがとうございます。

　　　　　　昨年の実演会の後に、また新しいアタッチメントを発売させていただきました。

　　　　　　コンツアデッキタイプのロータリーモアで

　　　　　　芝面をかじる事なくアンジュレーションに沿って刈込みができる『ＭＪ８４０』というアタッチメントです。

　　　　　　こちらも、また一度デモをさせてください。

　　　　Ｈ：そうですね。コンツアデッキも見たいですね！

　　　　Ｓ：本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

　　　　　　グリーンキーパーの比嘉様には大変なご協力をいただきました。

　　　　　　本当にありがとうございました。

　　　　　　このようなお客様の声を活力にして、より良いサービスが出来るよう尽力していきたいと思いますので

　　　　　　今後ともベントラックを宜しくお願い致します。

　　　　　　ベントラックホームページアドレス　http://www.ventrac.jp/index.html

　　　　　　『ベルビーチゴルフクラブ』様のご紹介　

　　　　　　一年中プレイに最適な温暖な気候に恵まれた立地と１番から１８番までの

　　　　　　全ホールいずれからも海が望めるという絶好のロケーションが最大の魅力です。

　　　　　　起伏のある各コースはゴルファー泣かせの本格派で、４番・１０番・１１番・１８番は海側に面した眺望の良さ。

　　　　　　９番・１４番・１５番はテクニックを要するチャレンジ絶大の好設計。

　　　　　　いずれも「名門コース」の名にふさわしく貫禄充分と言えます。

　　　　　　美しい豊かなグリーンに南国の赤や黄色の植葉が色を添え

　　　　　　四季を通して「リゾートゴルフを気軽にダイナミックに」お楽しみいただけます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『ベルビーチゴルフクラブ』様ホームページより

　　　沖縄に行かれた時には美味しい『オリオンビール』を飲んで、『ベルビーチゴルフクラブ』様でプレーしてみてはいかがですか？

　　　　　　『ベルビーチゴルフクラブ』様ホームページアドレス　http://www.belle-co.com/belbeach/index.html

（株式会社　共栄社　営業部　早川）

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【２】　２０１３年　ＧＣＳＡＡトレードショーのご報告

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毎年恒例のＧＣＳＡＡなどが主催する「２０１３ゴルフインダストリーショー」が

２月６～７日の２日間、カリフォルニア州サンディエゴのコンベンションセンターで開催されました。

サンディエゴはロサンゼルスより南に約１５０キロの位置にあります。

港には、退役戦艦のミュージアムなどがあり、多くの観光客でにぎわっていました。

コンベンションセンターは、宿泊ホテルに隣接しており

向かいには大リーグ球団「サンディエゴパドレス」のホーム球場であるペトコパークがありました。

野球ファンの私には、とても興味をひかれる立地でした。

さて展示会はまず初日、コンベションセンター内に足を踏み入れた瞬間、会場の広さに目を奪われました。

展示会を経験された方に事前に聞いてはいたのですが、想像以上に広く感じました。

このショーでは、ゴルフ場のコースメンテナンスに関する機械や商品の展示と同時に

ＧＣＳＡＡの関係者によるセミナーも開催されていました。

会場は、ゴルフ場管理機械の３大メーカーを核に

資材・種・備品などのブースが所狭しと並んでいました。

私は、まず初めに「ＫｙｏｅｉｓｈａＵＳＡ」のブースに足を運びました。

今回のバロネスブースの展示機種は

新発売の乗用５連リールモア『ＬＭ２４００』

アメリカ本土でも切れ味の評価が高い歩行型グリーンモア『ＬＭ５６・６６ＧＢＦ』

乗用５連リールモア『ＬＭ２８５』、バンカーレーキ『ＳＰ０５Ａ』でした。

「ＫｙｏｅｉｓｈａＵＳＡ」は今回で７回目の出展になります。

毎年、出展機種も増え、ブースの広さも過去最大のものでした。

ゴルフ大国アメリカに挑む「ＫｙｏｅｉｓｈａＵＳＡ」の心意気を感じました。

おかげさまでバロネス製品も『ＬＭ５６・６６ＧＢＦ』をはじめとして

乗用５連リールモアも徐々に市場に浸透されてきているようです。

また、他メーカーのブースに足を運ぶと

各社『ハイブリッドモア』・『軽量モア』・『ガソリンエンジンを搭載した乗用５連モア』等が展示されていました。

環境・省エネ・芝管理への配慮等、ＣＯ２削減を意識した新しい時代を意識した製品を見ることができました。

中でも注目されていたのは、第４次排ガス規制対応エンジンの展開でした。

トロのブースでは、第４次排ガス規制対応エンジン単体（ヤンマー製）を展示してお客様にアピールしていました。

その他にも各社乗用５連モアを中心に第４次排ガス規制対応エンジンを搭載した機械を展示していました。

弊社も第４次排ガス規制対応エンジンの搭載において模索中であり、今後の開発検討課題となっております。

充実したショーで、あっという間の２日間でしたが、この経験を国内の販売活動で活かしていきたいと思います。

展示会が終わり、翌日は「ＫｙｏｅｉｓｈａＵＳＡ」の事務所を訪問しました。

サンフランシスコ空港から事務所へ移動する車中で

有名なゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島を見ることができました。

最近移転した「ＫｙｏｅｉｓｈａＵＳＡ」の事務所は

事務所とパーツ置き場、製品保管所は同一のフロアにあり、理想の事務所と感じました。

この事務所から、アメリカ全土にバロネス製品が飛びたって行くことを願いたいと思います。

国は違えども芝生に対する愛情は変りません。

これからも世界で活躍する製品づくりを目指して弊社は前進して参ります。

これからもバロネス製品をご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。

（株式会社　共栄社　営業部　有田）

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【３】　こんな５連をお探しではないですか？

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新製品情報　　乗用５連リールモア　『ＬＭ２４００』

コストパフォーマンスに優れた軽量５連が新登場！

フロント５連リールモアとして充分な機能を備えて、低価格設定。

バロネスが２０１３年におすすめさせていただく１台です。

この５連リールモア『ＬＭ２４００』の主な特長をご紹介いたします。

　　　① 芝生を傷めない！タイヤ跡が目立たない！軽量・低踏圧設計。

　　　・質量１,３００ｋｇ。他社５連リールモアに比べ圧倒的な軽量設計。

　　　・各タイヤにかかる荷重が少ないので、移動時・作業時の踏圧に変化が少なく、タイヤ跡がつきにくい。

　　　こんな場面はございませんか？

　　　「フェアウェイ刈りをしてラフで旋回するときにタイヤ跡が気になる。」

　　　でも『ＬＭ２４００』なら

　　　「低踏圧なので、モアユニットを上げても芝にタイヤ跡がつきにくくなります。」

　　　②業界Ｎｏ．１低重心

　　　・他社５連リールモアに比べ、重心位置が１番低く、抜群の作業安定性を誇ります。

　　　・荷重変動が少ないため、エンジンや油圧モータの負荷を軽減し、機器の損傷を防ぎます。

　　　こんな場面はございませんか？

　　　「傾斜刈りをしているとき不安定だなあ、と感じてしまう。」

　　　でも『ＬＭ２４００』なら

　　　「低重心なので、斜面でも安定した作業ができます。」

　　　②省力化に貢献

　　　・走行の油圧回路にクロス回路を採用し、重心位置のバランスが良く、登坂性能抜群です。

　　　こんな場面はございませんか？

　　　「フェアウェイ刈りで傾斜がきつくて、作業の方向が決まってしまう。」

　　　でも『ＬＭ２４００』なら

　　　「クロス回路を採用し、重心位置のバランスが良く、傾斜でも刈り込み方向を選ばず

　　　作業範囲を拡大でき、時間短縮ができます。」

　　　・刈り残しが出ないモアユニットのレイアウト。

　　　　前後のモアの配置が近く、刈り残しが出ません。

　　　こんな場面はございませんか？

　　　「ハンドルを切ったときに、刈り残しが出てしまう。」

　　　でも『ＬＭ２４００』なら

　　　「刈り残しが出ないモアレイアウト採用で、ハンドルを切っても刈り残しが出ないので

　　　後ろを振り返って確認する必要がありません。」

このように、『ＬＭ２４００』はかゆいところに手の届く設計となっています。

もちろん、カッターユニットには

スパッと切れる「切れ味」、その切れ味を長く維持できる「耐久性」、衝撃に対して欠けない「粘り」

が持ち味のバロネス独自のリールカッターを採用しております。

良いカッティングクオリティは、より良いターフクオリティにつながります。

ＮＥＷバロネス５連リールモア『ＬＭ２４００』。

是非とも、ご検討をお願いいたします。

→ＬＭ２４００の動画をこちらからご覧いただけます。←

（株式会社　共栄社　Ｅメールマガジン編集部）

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それでは、今回はこれでおしまいです。
次回をお楽しみに・・・（＾－＾）２０１３.０４発行

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