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この夏は猛暑となった日本。
国内でも40度近い気温を記録する日も珍しくなくなった今日この頃。
今年は猛暑がいったいいつまで続くのでしょうか?
猛暑に立ち向かう日々が続く中、埼玉県入間郡毛呂山町にある「エーデルワイスゴルフクラブ」様で
女性スタッフが大活躍しているという情報をいただき、取材に訪れました。
そして、グリーンキーパーの青田貞一様とスタッフの関根春日様にお話しを伺いました。
Qは弊社取材者、Aは青田様、Sは関根様です。
Q・本日はお忙しいところありがとうございます。
早速ですが、女性が大型機械に乗って作業されているとお聞きしましたが本当ですか?
A:はい、本当です。
彼女がバロネスのLM2700に乗ってフェアウェイ刈りをしています。
Q・そうなんですね。
女性が大型機械で作業することは珍しいと思いますが、なぜ彼女を抜擢されたのですか?
A:2014年にLM2700を購入したのですが
納品指導のとき、彼女だけがメモをとっていたことに感心させられたからです。
もともと、大型機械の方が楽に乗れるので、足が届けば問題ないと思っていましたから…。
Q・なるほど。
いつからLM2700での作業を担当されていますか?
S:2015年の6月からです。つい最近ですよ(笑)
Q・以前はどんな作業をされていましたか?
S:刈払機での作業もしましたし、バンカーレーキ、3連アプローチやティモアにも乗りました。
それからグリーン刈りも担当しましたよ。
女性なので危ない作業はさせてもらえないんですが、できることはやりたいと思っています。
Q・初めてLM2700で作業したときの感想をお聞かせください。
S:正直、嬉しかったです。やっぱり大きな機械に乗って作業するのは憧れでしたから…。
自分ががんばってきたかいがあったと思いました。
初日は機械に乗った写真を自分で撮って、家族に送っちゃいましたよ(笑)
でも、もちろん心配もありました。ミスしないように!きれいに刈れるように!ってドキドキしました。
Q・実際にLM2700で作業してみてどうですか?
S:ラインが出しやすいので、刈りやすいと思います。刈り上がりもきれいです。
アンジュレーションの多いうちのフェアウェイもきれいに刈れますよ。
それから、乗り心地もいいです。実は、背が小さい私でもバロネスの機械だけは足が届いたんですよ。
他社の機械(外車)は足が届かないので乗れなくて…。だから、LM2700がもう一台欲しいです!(笑)
Q・ありがとうございます。周囲からの反響はありますか?
S:作業していると「がんばって!」とお客さんから声をかけていただく機会は多いですね。
あとは同僚からだけでなく、メンバーさんからもアドバイスをもらったりもします。
Q・女性が大型機械に乗って作業することついて、何か思うことはありますか?
S:そうですねぇ…私は大学卒業のときから芝管理の仕事をしたいと思っていました。
この仕事に就いて5年が経ちますが、仕事に男女は関係ないと思っています。
自分が望んで仕事をしているので、「女性だから!」っていう豆腐メンタル(精神面が弱い)はNGです。
だから、女性もきちんと経験を積んで、足が届けば大型機械に乗ってもいいんじゃないかなって思います。
友人も同じような仕事をしていて、あるスタジアムで5連に乗って作業しているので心強いですよ。
Q・ありがとうございます。
そのほかにコース管理についてお話をお伺いしました。
Q・この地区の夏はとても暑いと思いますが最高気温を教えていただけますか?
A:今年は38℃ぐらいですかね。
Q・夏越しのコース管理で一番気をつけていらっしゃることは何ですか?
A:まず第一に芝生を残すことです。
春先からの水管理はもちろんですが、今年は2週間に1回のペースで
ムクタインで穴あけをして通気性をよくしています。ちょっと今までとは違うことをやってみようと思ってね。
Q・グリーンの刈り込みについて教えていただけますか?
うちのコースはグリーンが広く、平均900uあります。
刈り込みは、バロネスの22インチモアLM56GBを使用して刈り込みをしています。
刈高は通常3.6oですが、今は3.8oで9フィートです。
転がらないグリーンは嫌ですから、いけるところまでこの刈高でチャレンジするのが私のこだわりです。
Q・ありがとうございます。他に何かバロネスに対してご意見はございますか?
A:バロネスのバンカーレーキは最高ですね。均し跡はきれいです。それから、低重心なので横転事故がなくなりました。
あとは、やっぱり一生懸命顔を出してくれる櫛毛商会さんには感謝していますよ。
Q・ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
コース内に設けられた花壇は関根様が手がけられているそうです。
関根様の「女性だからできる!女性でもできる!」という姿勢で仕事に取り組まれている姿にとても共感いたしました。
また、グリーンキーパーの青田様が
関根様をスタッフの一員として大変信頼されているという思いが伝わってきました。
弊社もお客様のご要望にお応えできる製品づくりを目指してがんばって参ります。
お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。
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