しっかりと手の行き届いている芝生って素敵ですよね。
一軒家に住んだなら誰もが一度は憧れる芝生生活。
そんな憧れはあるけど、芝生は管理が大変そう…と思って諦めた方も少なくないのでは
ないでしょうか。
今回は、芝生のお庭が大好きなご夫婦の「芝生のある生活 -家族と芝生」について
お届けします。
バロネスEメールマガジン読者の皆さまに仲の良いご夫婦が芝生のお庭への思いの語って
くださいました。
愛知県豊橋市在住の大林克宣さん、千春さん、ご夫婦です。
大林家にはきれいに手入れされた素敵な芝生のお庭がある。
仲の良いご夫婦に、どうしてお庭を芝生にしたの?と直球で質問してみた。
「だって、全然違うんだよー。」パパとママが口をそろえて言った。
えっ?何が?と、頭の中に浮かんだのは、はてなマーク(???)。
そして、パパは続けた。
「芝生を植えたのは30年以上前。ここにお家を建てたときだったよ。
芝生のお庭って、芝刈りとか水やりとか管理が大変っていうことを聞いたりして、
いろいろ考えたけど、そんなことよりもっといいことがあるはずだ!と思い切ったよ。
正直、当時はもっといいこと…それが何かはわからなかったけど、今は、その答えが
分かった気がするよ。
最近は、草取りや芝刈りが面倒くさくて、砂利やコンクリートにしちゃうお家が多い
けど、やっぱり自然の緑はいいよね。
どんなに忙しくても心のオアシスになってくれる。本当にそう思うよ。」
そんなに違うの?と聞くと、
「違うね。
我が家にとって、今ではこの芝生のお庭がなくてはならないものになっているな。」
とパパは確信を持ってうなずいた。
これからの暖かくなると、芝刈りの季節だね。大変じゃない?
と苦労話も聞きだそうとすると、
「芝刈り?楽しいよぉー。もうぼちぼち芝刈りの季節が始まるね。
昔は、子供と一緒に芝刈りするのが楽しみだったなぁ。
今じゃあ、いい大人になっちゃったけど…(笑)。
芝生を刈った後のにおいが好きだな。」とパパは嬉しそう。
「でもねぇ、聞いてくれよ。
たまには芝刈りをサボりたいときもあるだろ?でも、サボるとママの機嫌が悪いんだよ。」
とパパが笑顔で耳打ちした。
それを聞いたママは、
「だって、芝生がきれいな方がいいでしょ。
きれいに刈ってないと、芝生がなんとなく霞がかかってモヤモヤしてて、なんだか
気持ちまでモヤモヤするもの。」と言う。
パパはバツが悪そうに
「・・・そうだよなぁ、ママの言うとおり!」とうなずいた。
そして、パパとママは口をそろえて言った。
「そうなんだよ、芝生は我が家の鏡なんだよね。」
パパは笑って、
「ほら、芝生がきれいだとママも優しくてきれい。
でも芝生をきれいにしてないと、ママはおっかない(「こわい」の方言)。
ママの顔見れば我が家の芝生の状況がわかるだろ?」と続けた。
そんなパパの言葉に
「だって、お庭の芝生がきれいだと、朝カーテンを開けたとき、
“うぁー”っと、とっても気持ちよくて、すがすがしい気持ちになるの。
そうすると自然と笑顔になるでしょ。
いつも家族みんなが笑顔で“おはよう”って起きてくるのが嬉しいしね。
それにね、洗濯物を干すのが楽しくなるのよ。」とママも嬉しそうだ。
もちろん芝生のお庭をお手入れする大変さはあるだろう。
それでもパパは、
「確かに暖かくなると芝生のお手入れっていう仕事は増えるね。それが大変だって思う
かもしれないけど、そんなの全然大変じゃないよ。オレにとっては、家族の笑顔が大切
だからな。」と、誇らしげな顔も印象的だ。
パパとママは今、この芝生のお庭でお孫さんたちと遊ぶのが楽しみ。
夏になるとお庭にすべり台やプールを置き、孫が来るのをまだかまだかと待ち構える。
そして、芝生の上に置かれたすべり台を見ながら、
「芝生だから、子どもが裸足で走り回っても、寝転がっても平気。
こんなこと砂利やコンクリートじゃあ、なかなかできないよ。
孫にケガでもさせたら娘に怒られるからね。(笑)」と嬉しそうに話す。
「この芝生のお庭があるから、娘が孫を連れて遊びに来てくれる。
なんか芝生が家族をつないでくれてるような気がして、それも嬉しいんだよ。」
と、人と人が芝生でつながる喜びも感じさせてくれた。
芝生のお庭は、お二人の生活の一部となっている。
ご夫婦の笑顔は、お庭の芝生と同じように輝いている。
芝生のお庭は、お二人の笑顔そのものを映し出しているのだろう。
「芝生のお庭は、家族の鏡」
お二人の会話と笑顔は、まさにそれを感じさせてくれた。
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